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翌日、朝練に行くと林は顔を出していなかった。
「なあ、林の奴、具合でも悪いのか?昨日も顔色悪かったし、、、」
俺は隣にいる水野に聞いてみた。
水野と林は家が近所で、小さい頃から親しい。いわゆる幼馴染みだ。林が病気なら、水野が何か聞いているだろう。
「昨日?たちの悪い冗談やめろよなっ!!」
水野はひどく不愉快な、それでいて今にも泣き出しそうな顔をしていた。
「騒ぎになるといけないから、学校も伏せてたけど、、、あいつ3日前の夕方、学校出てから行方不明になってたんだ。それが今朝、っていうか、まだ夜っていうべきなのかな。あいつが川に浮いてるのが見つかった」
それだけ一息に口にすると、水野は目を伏せた。
「嘘だろう、、、?」
思わず小さく呟いた。だって、俺はたしかに、、、、、
気になって、昨日部活に出ていた者に確認してみる。だが、皆一様に『昨日は部活に遅れてきた者はいなかった』というのだ。
では、、、では俺と部室で話をしていたのは一体、誰だったというのか。
全身が冷えていく。
視界の隅を、何か白いものがちらりと横切った。
「今度は僕が追いかける番だ」
笑いを含んだ林の声が、聞こえた気がした。
ーー おわり ーー |
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